海の底
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読み終わりました
舞台は米軍横須賀基地が桜祭りで賑わう横須賀
そんな平穏な横須賀に、大型化したザリガニの様な巨大な甲殻類が大挙して襲来
米軍基地に停泊していた海上自衛隊の潜水艦「きりしお」の乗員が、桜祭り会場から逃げ遅れた子供達を救助するも退路を断たれ潜水艦に立て篭る事に
と、まるでゴジラか何かの様な所から話が始まります
「天国の本屋」シリーズの後に、こういう対極な本が来る所が図書館マジック(笑)
いつ見つけて予約したのかも、全く覚えてない(笑)
上のあらすじだと、突拍子も無いだけのSF物って感じですが、そうじゃありません
「警察+自衛隊vs甲殻類の特撮話」と「潜水艦内での子供・自衛官の人間ドラマ」の二本立てって感じです
特撮話はSF系として十分面白いし、ただのバカ話で終わらないリアルさがある
人間ドラマの方も良くて、ただのパニックでは終わらない複雑さがある
特に終盤からラストシーンは格別です
ともすれば、こういったパニック物にありがちな終わり方になってしまう所を、台詞と人物のキャラクターでひと味もふた味も違う最後に演出しています
有川さんの本は初めて読んだけど、人物やストーリー作りの上手い作家さんの様です
近頃人気らしい「図書館戦争」シリーズも有川さんなので納得(まだ読んでないけど)
特撮っぽい話や自衛隊が出てくるって所で、距離を置かれやすい本ですが、これはお勧めです!!
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